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コロナ禍で人手が過剰!そんな企業は今こそ従業員育成に力を注ごう
- 2022/7/28
- 教育・オピニオン, ニュース(人財/人事関連)
コロナ禍の影響で人手過剰となる企業が増加
飲食店やホテルなどといった一部の接客・サービス業において、従業員の人手不足が慢性的な問題となっていました。しかし、新型コロナウィルスの感染拡大にともなって状況は一変し、なかには人手が過剰な業種も見られるようになりました。理由としては、コロナ禍の影響による訪日外国人の減少、および外出自粛などが挙げられます。特に、訪日外国人の数が例年どおりまで回復するには、長い時間がかかると見られています。そのため、外国からの観光客を見込んで経営しているホテルなどは、人手過剰な状態がまだ続く可能性が高いでしょう。
こうした人手過剰の状態は、経営的には苦しい状況ですが、従業員を育成するチャンスだと捉えることもできます。この時間を活用し、従業員のスキル・接客マナー・ホスピタリティなどを見直してみてはいかがでしょうか。
従業員のスキル向上による差別化を図ろう
企業にとって従業員のスキルやマナー、ホスピタリティなどのクオリティは、売り上げや利益に直結する大切な要素です。コロナ禍の影響で顧客数や来客数が減少傾向にある状態では、「お客様に選んでもらう」うえで、その重要性はより一層高まっているといえます。こうした状況において、人手過剰の企業は時間に余裕のある従業員に適切な研修を施し、総合的なスキルアップを実現することで差別化を図りましょう。
ただし、向上させたいスキルやマインドは、業種や店舗の方針、商材などによって異なる場合があります。そのため、幅広い内容の研修を実施してくれる人材育成セミナーなどを利用するといいでしょう。また、外部の専門家に依頼することで、企業内の研修だけでは身につかなかった能力を発見できる可能性もあります。
コロナ禍のピンチを従業員育成のチャンスに変えよう!
コロナ禍によって、世界経済は大きな被害を受けています。例えば、接客・サービス業を営んでいる企業にとって、新型コロナウィルスの影響による来客数減少は、多大な損失をもたらしています。来客数の減少によって従業員が過剰となっている状態では経営が苦しくなり、従業員のモチベーションも低下してしまう恐れがあります。しかし、そういった危機的な状況だからこそ、ポジティブな企業努力が必要となります。人手過剰の状態であれば、時間を持て余している従業員を積極的に研修やセミナーに参加させ、スキルの向上を図りましょう。
グローイング・アカデミーでは接客マナー講座やホスピタリティ講座をはじめ、100種類以上の研修をご用意していますので、各企業の特性に合わせた従業員の育成が可能です。既にコロナ禍に向けた自発的・独創的な取り組みを始めている企業は多いです。向上させた従業員のスキルを新型コロナウィルス対策が徹底された環境に適応させ、お客様に安全と満足を届けられるように努めていきませんか?