成長し続ける人財になるためには

世界ではいま、グローバル化やデジタル化が急速に進んでいます。そしてAIの発展により、今後我々の仕事が奪われると危惧されています。このような、先の変化を予測しづらい時代において、これまで以上に社会に必要とされる人財になることが求められます。

そのためには、日々の仕事を通じて、学びの質を上げることが重要です。今回の記事では、変化の激しいこの時代で生き残るための、学びの質を向上させるヒントをお伝えいたします。

まず、実際に仕事を通じて学びを得ている人の特徴を見て行きましょう。以下、株式会社リクルートマネジメントソリューションズが行った「職場での個人の学びに関する実態調査」より抜粋。

仕事を通じた学びにつながる行動について、<中略>「何事も成長機会と捉えて、目の前の仕事を大切にしている(主体的キャリア形成)」「人に話をすることで、ヒントやアイディアを得ようとすることが多い(アウトプット型の学び)」「仮説検証を意識的に行いながら仕事を進める(リフレクション)」「新しい経験を積める環境、成長できる環境を求めて行動している(ジョブクラフティング)」「自発的にスキル・能力開発に取り組んでいる(主体的キャリア形成)」だった。

主体的な考え方と行動、そして他者へのアウトプットなど、現状の環境を最大限に活かすことが、成長に繋がる最大のポイントとなります。日々の業務や環境が、自分には合っていないと感じ、腐っていては人生の貴重な時間を浪費してしまうだけです。同じ時間を費やすなら、より有意義な時間にできるよう意識して取り組んでみましょう。

また、個人の行動や意識を変えることも重要ですが、会社として社員を育てる取り組みを行うことも大切です。以下、同調査からのとても興味深い抜粋です。

導入割合がそれほど高くはないものの役立ち度が高いものとしては、「自己学習のための金銭支援」「社内の多様な人との勉強・交流会」「社内外の人と情報交換する場所」「社外副業」「本業以外の仕事機会」などが挙げられた。目の前の業務を少し離れた越境的な学びをサポートする制度は、個人の役立ち度は高いが導入している会社はまだ少ないようだ。

このような、学習をサポートする取り組みを導入することで、迫りくるAI時代にも生き残れる貴重な人財を確保することができるだけではなく、社員のモチベーションや業務の生産性も向上し、社員の定着率も上がり、時代に取り残されない会社へと成長し続ける事ができます。

今回の記事が、少しでも皆様のお役に立ちましたら嬉しく思います。またH&G(株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパン)が提供するサービスやセミナーでは、社外の方と情報交換を行える場を多数ご用意しておりますので、ご興味がございましたらお気軽にご連絡くださいませ。

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投稿者プロフィール

株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンにて、
各種サービスの企画担当を経て、現在はマーケティング部門にて編集を担当。
学生時代は居酒屋店員として4年間のアルバイトを経験し、飲食店の現場事情に精通。
今でもお店を訪れるとスタッフの動きが気になってしまう、自称『店舗事情ウォッチャー』。

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