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若手社員が定着する企業にするための人材育成とは!?
- 2022/7/28
- 教育・オピニオン, ニュース(人財/人事関連)
若手社員は会社への忠誠より自身のキャリアを優先!?
ビジネスの世界は常にさまざまな変化に見舞われています。IT化が進んで職場の環境や仕事の進め方が変わったり、政府が推進する「働き方改革」によって育児や介護をしながら仕事をする環境が整えられたりすることもあります。また、新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークの導入も急激に進みました。こうしたビジネスの場で起こる変化によって、社員はもちろん、経営者側も意識の改革を求められることが多くなっています。
たとえば、若手社員の仕事や会社に対する意識の変化もひとつの例です。従来の働き方が当たり前だと思ってきた中堅以上の社員とは違い、昔ながらの考えに固執することが少ない若手社員は会社に対する考え方も異なることがあります。会社の将来を担ってもらわなければならない人材であるにもかかわらず、近年の若者は会社への忠誠心よりも自身のキャリアを重要視する傾向があります。若手社員の仕事に対する考え方が従来とは違っているのなら、人材育成の方法も変化させることが求められるでしょう。
若手社員が思い描くキャリアを築ける企業であることが必要
今の時代、若手社員が会社への忠誠心よりも自分のキャリアを優先させる傾向があるならば、人材育成も若者の考え方にマッチする方法で行うことが重要です。それができないと、多くの業種で人材不足となっている状況で、人材も定着しません。魅力のない会社、自分にとってキャリアアップが目指せない会社だと判断されれば、転職を考える若手社員が多くなってしまう可能性もあります。自社の将来を背負ってくれる存在として若手社員をとらえ、今の時代に合った育成環境を整えて教育することがポイントです。そのうえで、若手社員が思い描くキャリアステップを歩めるようにきちんとサポートすることが求められるのです。
若手社員のニーズにも応えられる人材育成を!
1990年代はじめのバブル崩壊やリーマンショックを経て、たとえ大企業に就職しても将来が安泰とは限らないと考える人も増えているでしょう。特に若者は新卒時に就職した企業で一生働き続けることにこだわらず、自身の能力を磨くことで道を切り開き、キャリアを築こうと考える傾向が強くなっています。人材育成について内容を検討するときは、そうした考えの若手社員が自社に定着してくれることも考慮することが大切です。
自社での研修やセミナーの開催が難しい場合には、社外の研修を利用するのが効率的です。グローイング・アカデミーでは、部下育成やマネジメント、指導力アップの講座など、人材育成に生かせる講座を多数準備しています。社員教育を行う際は昔ながらの考え方だけにこだわらず、若手社員の考えを把握したうえで人材定着につながる適切な講座を選べるよう、お気軽にご相談ください。