ビジネスマナーとして身につけておきたい!相手が会話したくなる相槌とは!?

相槌によって聞き上手になり会話をスムーズにすることができる!

相手との会話をスムーズにするポイントのひとつに「相槌」があります。相槌は重要な会話と会話の間に、聞き手によって発される短い単語のこと。聞き手が自分でも意識せず、ふいに出てしまうこともある言葉ですが、使い方次第で話し手をイライラさせることもあれば、好印象を与えられることもあります。この相槌をうまく使いこなすことで聞き上手になることができるため、正しい相槌の使い方を身につけるようにしましょう。

NG相槌に気をつけて相手に好印象を与える聞き上手な相槌を

ビジネスの場では特に相手をイライラさせてしまう「NG相槌」があります。たとえば、「『はい』は一度でいい!」というフレーズがよく聞かれるように、「はい、はい」「うん、うん」のように同じ言葉を繰り返すのはNGです。たとえ「はい」という同意を示す言葉でも、繰り返すと「本当に話を聞いているのか?」と訝しがられることや、軽んじられているように感じることもあります。

また、「なるほど」という相槌も、一見すると相手への同意や一定の評価を与えているように感じますが、必ずしも聞く側がそう受け取ってくれるとは限りません。実は「なるほど」という言葉は上から目線の印象を与えることがあるため、多用しないほうが賢明です。同じように「確かに」という相槌も同意や共感の気持ちを表す言葉に違いないものの、相手の受け止め方によって印象が悪くなることも考えられます。

ほかにも、疑問を持ったときや驚いたときに、つい口から出てしまいがちな「本当ですか?」という相槌も、場合によっては「嘘をついていると思っているの?」という意味に捉えられかねません。要は相槌を使う際は相手の立場になって考え、相手を立てる言葉や誤解を生まない言葉を選ぶことがポイントということです。「本当ですか?」ではなく、「そうなんですね」「それで、どうなったんですか」など、次に続く相手の言葉を引き出すような言い回しを用いることで、会話がより弾むことも多くなるでしょう。

聞き上手になるために相槌に工夫を!

ビジネスの場では聞き上手になり、相手との会話をスムーズに進められることも大切なスキルのひとつです。同じ言葉を繰り返す相槌や、「なるほど」「本当ですか?」のように、相手の受け取り方次第で印象が悪くなってしまう相槌もあるものです。相槌は不意に出てしまうこともあるため、会話の中で意識しておくことが必要です。

さらにいえば、相手の会話のペースに合わせた適切なタイミングで相槌を使うことも大切です。相手の話をしっかり聞いていることや共感していることを示し、相手が続けて話しやすい雰囲気になるようなタイミングを選びましょう。ときには相手の話の中でポイントとなる言葉を繰り返して使うことで共感を示したり、気になったところを質問したりしながら相手の話をさらに引き出すのも聞き上手になる方法です。また、うなずくなどの相槌に合ったジェスチャーを交え、表情も豊かにすることで会話をさらに実りあるものにすることができます。

グローイング・アカデミー 担当者グローイング・アカデミー担当者

投稿者プロフィール

株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンにて、
各種サービスの企画担当を経て、現在はマーケティング部門にて編集を担当。
学生時代は居酒屋店員として4年間のアルバイトを経験し、飲食店の現場事情に精通。
今でもお店を訪れるとスタッフの動きが気になってしまう、自称『店舗事情ウォッチャー』。

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