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【おさらい】内定者研修の目的と実施のポイント
- 2022/8/1
- ニュース(人財/人事関連), 教育・オピニオン
この時期、既に内定者研修を実施している企業様は多いのではないでしょうか。そこで今回は、そもそも内定者研修を行う目的や実施する際に抑えておきたいポイントをご紹介いたします。内定者研修の目的は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
1.人間関係の構築
2.意識改革
3.不安の払拭
これら3つの目的を抑えた研修内容になっているかがとても重要です。
「人間関係の構築」
まず「人間関係の構築」についてですが、内定を得た学生は、同じ内定者や先輩社員とのコミュニケーションを深めたいという意思が強くあります。そこで研修では、話を聴くだけの座学ではなく、より積極的に、周りとコミュニケーションを取ることができるグループワークなどを取り入れると良いでしょう。また、先輩社員にも積極的に参加してもらい、懇親会の時間を取り入れることで、内定者と先輩社員のコミュニケーションが深まり、内定者は入社後の不安を払拭できます。可能であれば、研修で行うグループワークを先輩社員も参加できるように工夫して、一緒に何かをする時間を作ってみるとより効果が上がるのでおすすめです。
「意識改革」
続いて2つ目の「意識改革」ですが、社会人に必要なマインドを、入社までに少しずつ高めていく必要があります。様々なワークを通して、主体性を高め、自分自身で問題提起や解決を行う思考を育てられればベストですが、まずは最低限、社会に出るということを実感してもらい、会社が内定者に求めていることを伝えて、マインドを高めて行ってもらえるようにしましょう。
「不安の払拭」
最後に3つ目の「不安の払拭」についてですが、不安は内定者個人個人で抱えている内容が異なります。そこで内定者研修の最後に、個人面談を設けてみると良いでしょう。1対1での面談であれば、内定者も不安を相談し易く、また同じ相談内容が、他の内定者からも挙がっていれば、次回の研修にその不安を解決できるような対策を取り入れることもできます。またグループワークなどで、いま不安に思っていることを内定者同士で共有し合い、お互いに解決策を考えてみると、よりコミュニケーションが深まるので、こちらも是非参考にしてみてください。
今回ご紹介した内容以外にも、実務に必要な基礎知識などを入社までに身に付けてもらうような研修も良いでしょう。ただし、せっかく内定者や先輩社員が集まれるような研修で、座学ばかりでは少しもったいないので、コミュニケーションを重視した研修内容をおすすめします。また、内定者を頻繁に集める事は難しく、遠方で参加できない場合もありますので、「e-ラーニング」を活用して、社会人としての基礎知識を養う方法もございます。こちらも是非参考にしてみてください。