- Home
- グローイング・アカデミー, 事例掲載
- 人材育成 事例 / 実績 株式会社G&Lマート 様
人材育成 事例 / 実績 株式会社G&Lマート 様
- 2016/10/28
- グローイング・アカデミー, 事例掲載
株式会社G&Lマート 様 導入事例
グローイング・アカデミー オンデマンド型研修を店長に対して主に行っていらっしゃるG&Lマート様、教育ご担当小柴様にインタビューをして参りました。
【インタビュー動画】
御社では、通学型とオンデマンド型サービス双方をご活用頂いておりますが、どのくらいの頻度でご利用頂いていますか?
小柴様 店長は講座を選んで3ヶ月に1回は通学型を受講するようにしています。
一方オンデマンド型研修は月に1回の店長会議の後に開催しています。また、半年に1回ですが、パートさんの中のリーダークラスの方を本社に呼びまして、オンデマンド型サービスを利用して研修を行っております。
オンデマンド型で研修を始めた際には、店長の方はどのような反応でしたか?
小柴様 当初はあまり盛り上がりませんでした。
おそらくうわべだけで参加している人もいましたし、その内容に入っていけてない人もいましたし、自分の意見を全く言えない人もいたと記憶しています。
しかし研修を継続して行うことで、トレーニングされてきて、短い時間で自分の意見を伝えるという事がだいぶ慣れて来たと思います。それは本当に訓練されてきたからというか、見ていてそのように感じるようになりました。時間内に自分の意見を相手にはっきりと伝えることが今はできるようになってきています。
どのようにして、研修に積極的に参加してくれない店長の気持ちや考え方を変えていかれたのですか?
川西様 訓練してきた成果と言えますが、オンデマンド型の研修でも通学型同様にディスカッションやグループワークをする時間があります。そこで、自分の知識やスキルが他の店長と比べて足りないって事に気づいたりするわけです。あっ、自分ちょっと足りてなかったなと。こういう考え方が足りてなかったなとかです。また、接客が良いと評価されて、盛り上がってるお店の店長の発言や行動を店長会議で目の当たりにするので、このままではいけないなぁとか、焦ったりするのです。その時にこれは負けてられないな、と思ってくれたのだと思います。それが続いて、最初は斜に構えていた店長も私が何度も言うことに耳を傾けて、変わってきてくれた様な気がします。
他にはどのような変化を感じていらっしゃいますか?
小柴様 通学型を受講して3年、オンデマンド型研修を始めてもうすぐ一年ですけども、少しずつ成長して来ているなという感触があります。例えば今は接客のトレーニングをやりましょう、というアクションを私が起こした時に、しっかりと参加して来てくれる店長がほとんどです。
しかし今でこそそうした状況になりましたが、4年位前に、「接客トレーニング強化月間です」と言ってもなかなかのってきてくれない店長が残念ながら沢山いました。皆真面目に働いているのですが、あまりにも忙しくてそれどころじゃない。接客を学ぶことよりも、お店を回すことに追われてしまっていて。そういう事に気持ちも頭もついていけない店長が沢山いました。
あの時に比べると、今の方が何かこういうのをやろう、個々のスキルをレベルアップする為にこういうのをやろう、と言った時にかなり積極的に参加してきてくれる、その手応えを感じています。
オンデマンド型研修を実施する上でファシリテーターとして気をつけていらっしゃることはどんなことでしょうか?
小柴様 事前に動画を1人で何回か見て、その内容を当社の業務内容に照らし合わせてから研修を進めるようにしています。ですから、研修の内容は当然理解しているわけですが、決して上からの目線では物を言わないこと、「ここで考えてみて下さい」という姿勢を持つように気をつけています。
あと、気づいてもらうという事を優先していきたいと思っていますので、彼らが気づいたことに対して、それで良いと思いますよ、それを重要視すると良いと思いますよ、とポイントを抑えてもらう様に時々導いています。私が教えるのではなく、導くということを心掛けています。
小柴様はどのように教育を進めていきたいとお考えでしょうか?
小柴様 会社として最終的な目標はやはりお客様に喜んで頂きたいという思いがあります。
会社も私も教育をする立場の者として、お客様に喜んで頂く為に一人一人が的確に動けるような判断力や、考え方をしっかり持って楽しく仕事をしてもらいたい、と考えております。
お店の中がうまく回って上下関係やアルバイトさんとの関係やお客様に対しての対応が良くなれば、皆が楽しく働けると思いますしお店も繁盛すると思うのです。
そうした状況をつくる為に一人一人の店長、スタッフが少しずつ成長できる教育を進めていきたいと考えています。