日本人の教養は低い!?迫るAI時代で仕事がなくなってしまうかも

「AIが人の仕事を奪う」—そんな言葉を耳にする機会が増えてきました。AI技術は急速に進化しており、私たちが懸念する未来のシナリオは、実はすぐ目の前に迫っているのかもしれません。さらに、日本人の教養レベルが年々低下しているという指摘もあり、世界の競争から取り残されつつある現状があります。「AIに仕事を奪われる」という予測は、現実のものとなる可能性が高まっています。

そこで今回は、日本人の教養の実態を見つめ直し、これから到来するAI時代で生き残るためにどのような取り組みが必要か、そのヒントを探っていきます。まずは、日本人の現在の教養レベルについて見ていきましょう。以下は、日経ビジネスの記事『日本人の3分の1は日本語が読めない!?』からの抜粋です。

スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」は10月、19年の国際競争力ランキングを発表。日本の総合順位は141ヵ国・地域の中で6位と、前年の5位から1つ落とした。5月にはよりショッキングな報告が出た。同じスイスの有力ビジネススクールIMDによる「2019年版世界競争力ランキング」だ。それによると、日本の総合順位は過去最低の30位となった。シンガポール(1位)、香港(2位)などの背中はほど遠く、中国(14位)やタイ(25位)、韓国(28位)も下回る。かつて4年連続で世界1位だった日本の面影はない。

これらの結果は、日本の経済停滞やビジネスの効率性の低下が原因とされていますが、特に企業のデジタル化への対応不足が影響しています。しかし、教養レベルの低下もまた、重要な要因として見逃せません。

現代の日本では、基本的な教養や数値管理のスキルが不足している人も少なくありません。例えば、消費税の計算ができない大人が増えているというのも現実です。もし、サービス業の店長がこうした基礎的なスキルを欠いていたら、適切に店舗運営を行うことができるでしょうか?どれだけコミュニケーション能力が高く、アルバイトの定着率が高くても、売上やコストの管理ができなければ、ビジネスの成功にはつながりません。

今の社会では、以前は「知っていて当たり前」とされていたことがわからない人が増えてきています。もちろん、リーダーシップやコミュニケーション能力は非常に重要ですし、これらを向上させる研修を導入する企業も増えています。しかし、これからの時代に求められるのは、それらのスキルだけではありません。基礎的な教養や数値管理の能力も、長く活躍できる人財を育てるためには不可欠です。

大人になってから教養の重要性に気づく人も少なくありません。そうした人々のために学びの場を提供することは、従業員のモチベーションを高め、定着率を向上させるための有効な施策の一つとなるでしょう。この機会に、教養を深めるための研修プログラムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。従業員が基本的なスキルを身につけることで、企業全体の競争力も向上させることができるのです。

またH&G(株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパン)では、いつでもどこでも、1日10分で学習できる学習アプリ「グローイング・モバイル」を提供しております。この学習アプリでは、「仕事の基礎力」や「リーダー基礎力」などの他にも、店長基礎力としての「数値管理」など、ビジネスやサービス業の現場に役立つ、約3,000問のクイズ集を用意しています。その他にも、アプリをもっている人同士で連絡ができるコミュニケーション機能や、オリジナルのマニュアルやクイズを作成できるコンテンツ作成機能など盛りだくさんの機能が付いております。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。(グローイング・モバイルの詳細はこちら

グローイング・アカデミー 担当者グローイング・アカデミー担当者

投稿者プロフィール

株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンにて、
各種サービスの企画担当を経て、現在はマーケティング部門にて編集を担当。
学生時代は居酒屋店員として4年間のアルバイトを経験し、飲食店の現場事情に精通。
今でもお店を訪れるとスタッフの動きが気になってしまう、自称『店舗事情ウォッチャー』。

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