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人材育成 事例 / 実績 株式会社NATTY SWANKY 様
- 2014/4/1
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株式会社NATTY SWANKY 様 導入事例
もちもちの皮と肉汁たっぷりの餃子が自慢の「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」を運営している株式会社NATTY SWANKY様。
調布駅周辺を中心に、京王線・井の頭沿線で現在6店舗、年内にはさらに2店舗加えて8店舗になる予定で、続々と店舗を増やし急成長している注目の企業です。
代表取締役の田中竜也様と取締役社長の井石裕二様にお話を伺いました。
グローイング・アカデミーのどのような講座をよく利用していますか。
田中様 新入社員の導入研修としての利用がメインです。仕事に対する姿勢や接客の基本などを中心に12~13講座くらいを指定して、それを約2週間ですべて受講させています。店舗に配属されてシフトに入ってしまうとなかなか時間が取りずらくなりますので、導入オリエンテーションの一環として行なっています。
グローイング・アカデミーに入会して良かったこと、また効果を実感したのはどんなことでしょうか。
田中様 ずっと飲食店で働いてきた人たちは、自分も含めて今までロクに勉強したことがありません(笑)。理論ばかりの座学では飽きてしまって、なかなか長続きしないのですが、グローイング・アカデミーの研修は楽しく、いつも新鮮な気持ちで受けられているようです。店長からは導入研修を徹底するようになってから、新人の意識やモチベーションが高くなり、その後の指導も楽になったということをよく聞きます。
井石様 社員の意識が変わってきましたね。最近は店長クラスの社員も、リーダー研修や店長向けの講座をよく利用しているようです。休みの日に自ら受講しに行ったり、忙しいなかでもなんとか時間を作って研修を受け、勉強しようとする社員が増えてきました。
グローイング・アカデミーの店長クラスの研修に来ている人たちは優秀な人たちが多く、ウチの社員はかなり刺激を受けているようです。僕もよく「他店にはあんなに優秀な人たちが一杯いるのだから、俺たちはもっと勉強しなかったら勝てる訳がない」と言っています。言うだけではなかなか伝わらないと思うのですが、グローイング・アカデミーの場合には実際に他社の方々と一緒に研修を受けるので、それを肌で感じてもらうことができるのがいいですね。
グローイング・アカデミーの研修以外では、どのような社員教育をされているのでしょうか。
田中様 本を読み、勉強する習慣をつけてほしくて「読書手当制度」を設けています。毎月1冊、僕が課題図書を選んで、それをミーティングやLINEで、アルバイトも含めた従業員全員に告知するんです。課題図書を読んで感想文を出せば、書籍代以上の手当を出しています。9割以上の従業員が利用するようになりました。課題図書を知らせたあとの行動で、社員の性格などが見えてきて面白いんです。すぐに本を買って読む人、先延ばしにする人、回し読みしている人たちなど、いろいろいます。こういうことからも時間の使い方の上手な社員とそうではない社員が分かったり、仕事に対する姿勢が見えてくるんです。
井石様 社員とのコミュニケーションを重視しています。懇親会やミーティングを頻繁に行なったりして、社員との距離感を縮めるようにしています。また、2年ほど前から、大きな声であいさつすることを徹底させています。アルバイトでも社員でも入った初日から、厳しく指導するようにしました。店に入る時に小さな声だったりすると何度でもやり直しです。あいさつすることによって、仲間やお客様に感謝したり、一緒に頑張ろうという気持ちが生まれてくるのだと思っています。
従業員の定着率が非常に高いとうかがいました。
田中様 今年に入ってから出店が続いているので、今年だけでも約100人は新規に採用していますが、社員だけでなく、アルバイトも含めて殆ど辞めてないんです。いろいろな要因がありますが、グローイング・アカデミーの研修を始め、導入オリエンテーションをしっかりするようになってから、定着率がどんどん上がったように感じています。
井石様 確かに入口の教育を大切にするようになって、変わりましたね。あいさつの徹底など最初が肝心。途中からやらせようとしても難しいんです。また、以前は店長の力量にバラツキがあり、店によって定着率にも大きな差がありました。しかし、最近は各店長のレベルが上がり、全体的に底上げされてきたことも要因だと思います。
アルバイトでもしっかり教育することが大切。人によっては働くということ、仕事に対する姿勢や基本などをアルバイトで学ぶこともあります。僕は常々、アルバイトにも「折角ウチに入って時給だけ稼いで終わりにしたらもったいない。ここでいろいろなことを学んでほしい」と言っているんです。学生のときにアルバイトとして入って、卒業と同時に入社した社員も大勢います。
今年4月に作成した「ハンドブック」についてお聞かせください。
田中様 それまで社内にはマニュアルやハンドブックがなく、口頭で指示したり教えたりしていたんです。しかし、店舗や社員が増えてくるとどうしても必要になってきました。
どうせ作るなら、しっかりとした物を作りたかった。そして、僕たちのことを理解してくれている会社にお願いしたいと思ってグローイング・アカデミーさんに作成をお願いしました。お陰で納得できる内容になりました。実際にアルバイトを含めた全従業員に1冊ずつ配布しています。
井石様 ハンドブックがあることは、店長など教える側にとって大きなメリットがあります。考え方や理念がそこに書いてあるのだから、誰が教えてもブレません。グローイング・アカデミーさんがよく言う「基準を示す」ことが簡単にできるんです。コピー用紙をホッチキスで止めたようなつくりではないので、もらった方も大事にしてくれています。グローイング・アカデミーさんにお願いしてよかったと思っています。
【編集後記】
取材中、店長様が部屋に入ってこられた時、あいさつを何度もやり直すよう指示しているのを見て、その教育熱心さに驚かされました。それでもギクシャクする様子もなく、お互い笑顔で和やかな雰囲気だったのが印象的です。お二人が従業員を大切にしたい、一緒に成長していきたいという強い思いを持ってグローイング・アカデミーをご活用いただいたり、その他にも様々な取り組みについてお話をお聞かせいただき、退職される方がいらっしゃらないという理由が伝わってきました。これからも研修だけでなくさまざまな面からご協力させていただききたいと思います。