1,000人規模のスタッフに、行き届いた育成ができる。モバイル教育の利便性は代え難い!
- 2021/5/11
- 事例掲載, グローイング・モバイル, 30~49店舗, 飲食店, 501~1000名
株式会社イーストン様 導入事例
今回お伺いしたのは、北海道札幌市に本社を置く「株式会社イーストン」様。イタリアンレストランやバーなど11の飲食店ブランドを北海道から東北、関東エリアまで45店舗展開している会社です。アルバイトを含め、1,000名を超えるスタッフの人財育成を目的に、2018年にGROWING MOBILE[以下、グローイング・モバイル]を導入され、さまざまな機能をフル活用いただいています。同社の取締役営業本部長である川西 彰様に、サービスの導入前後のお話や、コロナ禍での変化について伺いました。
・頻繁に改定を要する「店舗マニュアルのデジタル化」が急務でした
・「従業員満足度の向上」につながる取り組みも、ツールに反映させています
・コロナ禍を通じて、「人財育成の必要性」を改めて痛感しました
頻繁に改定を要する「店舗マニュアルのデジタル化」が急務でした
導入前は、研修や人財育成にどのような課題を感じていたのでしょうか?
グローイング・モバイルのどのような点に、魅力を感じていただけたのでしょうか?
川西様 アルバイトスタッフも含めてスタッフ全員が見られて、教育に必要な機能が一通り揃っていた点ですね。三社ほど比較検討しましたが、オプションなども不要で、「費用対効果が非常に良い」と感じて導入を決めました。
導入にあたって苦労した点はありますか?
川西様 1,000人単位のアルバイトスタッフがいるので、全員のID登録をし、付与をする作業はちょっと大変でしたね(笑)。以降は新しいスタッフが入るたび、営業本部の事務スタッフに一括で登録してもらっています。
導入後は、どのような場面で育成に活用されているのでしょうか?
既存社員の方の活用具合はいかがでしょうか?
川西様 現場で不明点やトラブルがあったときに、その都度活用しているケースが多いですね。中でも育成の担当者や、キャリアの浅い店長などはかなり頻繁に見ているようです。育成担当者の場合は、「教える立場として間違いないかを確認しておきたい」という思いがあるからだと思います。新人店長に関しては、些細な疑問でエリアマネージャーを呼んでいたらキリがないですし、「まずはマニュアルを見て、その通りにやってみよう」という思いから活用されている印象です。
「従業員満足度の向上」につながる取り組みも、ツールに反映させています
どのように「使いこなして」いるのかを、ぜひ具体的に教えてください!
川西様 マニュアル、クイズ、コミュニケーションなどあらゆる機能を使っていますが、まずは自社のマニュアルをきちんと入れて、適宜更新するところから始めました。その後は社内報や新メニューの調理動画の配信にも役立てています。動画は商品開発部のメンバーが作っており、調理スタッフの予習・復習ツールとして活用してもらっています。あとは昇進や昇格試験のテストも、すべてこのツール内でやってもらっていますし、直近では決起大会で行った講話の動画配信なども行いました。
幅広い活用が進んだ理由は、どのあたりにあるのでしょうか?
川西様 私が「こんなこと、できないかな?」と思いついたアイデアを、H&Gの営業担当者の方にバンバン相談しているからでしょうか(笑)。できるかできないかはさておき、まず相談してみて、できそうなことを親身にサポートいただいている状態です。「もっとこうなったら嬉しい」と出した意見が反映され、昨年6月にアプリからWebサービスに仕様変更された際は感動を覚えたほどでしたね。編集作業が段違いにラクになり、ページの展開も非常にわかりやすくなりました。
私だけでなく、最近は人事のメンバーからも「研修後の振り返りの仕組みとして、確認テストをやりたい」といった声が挙がってきています。当社に限らず、研修後の後追いは普遍的な課題ですし、どうフォローするか、どうフィードバックして次の研修につなげていくかという部分は、今後も模索しつづける必要があると感じています。またモバイル研修を導入したことで、集合研修の内容が変わってきているのも印象的ですね。マニュアルを読めば理解できることは省略し、対面では面接のやり方や細かいニュアンス、考え方の部分など、マニュアルで表現しきれない部分を教えよう!という方向に変化してきています。
コロナ禍を通じて、「人財育成の必要性」を改めて痛感しました
コロナによる影響が続いていますが、採用や育成の方針に変化はありましたか?
この反省を生かし、第3波に向けては体制の再構築に努めました。今回は営業力を維持するためにも絶対に休まず、どんな形でも店を開けつづけるようにしていますし、秋頃には来年度の人数を早期採用し、優先的に教育も進めています。「ここまでやったからには、絶対に客数を回復するぞ」と意気込むくらいには、人材に投資をしていますね。この方向性には社内でも異論がなく、すぐに合意が取れました。痛い目を見た分、人財育成の大切さ改めて痛感した1年でしたが、アフターコロナでも高い営業力を維持することで、競合との差別化を図っていけると考えています。
今後の出店計画はどう考えていますか?
川西様 直近では、コロナ前から準備していたスイーツ(プリン)の新ブランドを3店舗出します。レストランに関しては現在、業態の検討を進めている最中ですが、必ず出店する予定です。機能的な役割だけでなく、「イーストンのお店があることで、生活が豊かになる」と感じてもらえるようなお店づくりを強化していきたいですね。
そのためにも、ぜひグローイング・モバイルをご活用ください。
川西様 もちろん、そのつもりです。「トップマネジメント層からスタッフまで、全員が常に学びつづける」という教育体系の確立に役立てていきたいです。この1年の経験を通じて、我々マネージャー陣も「自分たちが先に変わらなければ、皆を導いていけない」という意識が非常に高まっています。今を乗り切るだけでなく、数年後に向けて夢のある計画を提示する必要があると感じていますし、社員に心強く感じてもらえる企業でありつづけるためにも、トップ層で合宿をして議論を交わそう、なんて話も出ています。
お客様情報
- 会社名
- 株式会社イーストン
- 従業員数
- 846名(2021年3月1日現在)
- 店舗数
- 45店舗(2021年3月1日現在)
- 資本金
- 4,800万円
- 業種業界
- フードサービス
- 事業内容
- 飲食店の経営等
- 売上
- 3,810百万円(2020年3月期)
- URL
- https://www.eastone.co.jp/