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かけがえのない企業のブランド価値を守るため、グローイング・モバイルを現場に導入
株式会社セクションエイト様 導入事例
今回お伺いしたのは、東京都恵比寿に本社を置く「株式会社セクションエイト」様。『相席屋』『The Public stand』『新宿駆け込み餃子』などの飲食店やバーを運営している会社様です。コンプライアンス教育を行う目的でGROWING MOBILE[以下、グローイング・モバイル]をご利用いただいて3年目になります。どのように活用されているのか、専務取締役の太田光則様と、経営企画室室長の若林和哉様にお話を伺いました。
・上場を見据え、コンプライアンスの徹底を社内に定着させる方法を模索
・グローイング・モバイルはOJTとOff-JTの間のトレーニングツール
・コンプライアンスは企業のブランド価値を守るための大事な砦
上場を見据え、コンプライアンスの徹底を社内に定着させる方法を模索
グローイング・モバイルをどのように知ったのですか?
社員が自習できるツールを探していて、スマホでいつでもどこでも取り組めるツールをインターネットで検索して知りました。グローイング・モバイルは、デフォルトで入っている約3,000問のコンテンツや、オリジナルのマニュアルを手軽に作成できるという点でも魅力的でした。
太田様
世間でもバイトテロなどが話題となり、飲食業界のコンプライアンスが注目されていた時期で、弊社としても上場に向けてコンプライアンスの徹底と知識の定着が必要だと感じていました。集合研修は内部監査室が中心になって定期的に行っていますが、継続的に学ぶ仕組みがないと、なかなか知識が定着しません。そこで、何度でも復習できるグローイング・モバイルの導入を決めました。
コンプライアンスに関して、どんな教育をしたいと思っていましたか?
太田様
何よりもまず、”この会社はコンプライアンスに対して真剣に取り組んでいる会社なんだ”ということをきちんと全社員に知ってもらいたいと思いました。その上で、コンプライアンスについて学んで欲しいと。グローイング・モバイルを導入したのには、会社の真摯な姿勢を形にして見せるという意味合いもありました。
数社検討されたそうですが、その中からグローイング・モバイルを選んでいただいた理由は?
若林様
コストです。試しに使ってみるには、イニシャルコスト・ランニングコストともに手頃だと思いました。またデフォルトのコンテンツが豊富なうえに、自社のオリジナルコンテンツを作れるのも魅力的でした。
これまでも現場のマニュアル等を伝えるコンテンツは作ってはいました。ただ、業態ごとにTwitterでやってみたり、YouTubeでやってみたり、方法もレベルもバラバラだったので、統一して伝える手段が欲しいなと感じていたんです。通勤時間や仕事の合間のスキマ時間に、スマホで勉強できるというのも便利でいいなと思いました。
コンテンツの内容に対しては、どのような印象を持たれましたか?
太田様
飲食店など、店舗ビジネスを展開する企業向けの学習アプリなので、一般的なサービス業の研修ではなく、より実践的なことを学べそうだと感じました。
グローイング・モバイルはOJTとOff-JTの間のトレーニングツール
実際に運用してみていかがですか?
テキストだけでなく動画も入れられるので、マニュアルツールとしてうまく運用できていると思います。実際にオリジナルの店舗マニュアルも作成しました。まだまだ活用しきれていない部分もありますが、学習の進捗状況を把握して、個々のスタッフの研修をマネジメントしやすくなったのは大きな進歩だと思います。
若林様
定期的にコンテンツの追加と進捗状況の確認を行い、利用状況が悪い社員には個別に声をかけるようにしています。”やらないとすぐにわかるよ”と伝えることで、利用を促しています。評価にはまだ紐づけていません。これは、次年度以降の課題ですね。
2年運用されてみて、良かった点はどこですか?
シンプルなところでしょうか。テキスト・動画・画像から構成されていて操作も簡単。使い方を教えなくてもすぐに使えるようになります。コスト的にもスケジュール的にも、全国の店舗からスタッフを集めなければならない集合研修よりだいぶ楽になりました。
太田様
グローイング・モバイルは、OJTとOff-JTの間にあるようなイメージ。現場での教育と外部研修の両方で学んだことをしっかり身につけさせるのに大いに役立ってくれています。
コンプライアンストレーニング以外にも活用されていると聞きました。
若林様
はい。コンプライアンストレーニングを全員に受講させるのが当初の導入目的でしたが、今は部署ごとの教育や中途入社の社員向け研修プログラムとしても活用しています。ほかには、経理部の社員にP/Lの基礎知識を学ばせたり、中途入社の社員に接客の基礎を学ばせたり。当社には『独立支援制度』があるので、将来独立したい社員には数値管理の知識を学んでもらったりしています。コンテンツが豊富なので、いろんな活用方法がありますね。
社内研修も並行して行っていらっしゃいますが、外部研修と比べて、どんな点が大変ですか?
“伝わらない”というのが一番大変です。資料作成などはさほど大変ではありませんが、言いたいことがうまく伝わらないのがつらいですね。同じことを言っても、社内の人間が言うよりも、外部の第三者に言ってもらった方が素直に頭に入るようなので、実は通学型研修のグローイング・アカデミーの導入も決めました。ちょうど評価制度も見直そうと思っていたので、階層別に研修が充実しているグローイング・アカデミーであれば実現できると思ったんです。グローイング・モバイルとあわせて上手く活用していきたいです。
コンプライアンスは企業のブランド価値を守るための大事な砦
グローイング・モバイルを今後どのように活用したいですか?
太田様
コンプライアンスやオペレーションの共通トレーニングツールとして、全アルバイト・全FC加盟店に展開したいと考えています。フランチャイズやスタッフが増えると、本社の目が行き届きにくくなってしまうので、企業としてのブランド価値を守るために、グローイング・モバイルを積極的に活用したいと思います。
企業として大事にされている”思い”を教えてください。
太田様
面白いものや新しい価値を世の中にどんどん提供していける会社でありたいです。これまで世の中になかったような、ちょっと”やんちゃ感”のあるビジネスを創造していくことがミッション。だからこそ、コンプライアンスのように会社の土台となる重要部分には、非常に真面目に取り組んでいます。
若林様
挑戦する人を応援する会社なので、社員には失敗しながらどんどん挑戦して欲しいですね。
社員には、うちで働くことで「自分の人生に革命を起こす」ような経験をたくさん積んで欲しいと思っています。何でもやってみなければわかりません。会社だって、さまざまな業態を数知れないほど試しながら、ここまでやってきたんですから。遊び心を忘れずに、いろんなことにチャレンジしてくれたら嬉しいです。
編集後記
“経営層だけでなく、みんなでやんちゃな気持ちを忘れずにいたい”と語る株式会社セクションエイト様。斬新なビジネスを展開する一方で、だからこそ企業ブランドを守るためのコンプライアンス教育には徹底的に力を入れるという姿勢に心を打たれました。今後も、研修を最大限に活用してアイデアあふれる人財を輩出していただきたいと思います。
お客様情報
- 会社名
- 株式会社セクションエイト
- 従業員数
- 1,000名(2020年1月17日現在)
- 店舗数
- 70店舗(2020年1月17日現在)
- 資本金
- 1,000万円
- 業種業界
- 飲食店
- 事業内容
- 飲食店の経営、飲食店の企画・コンサルティング
- URL
- https://section-8.jp/